Home > 第三世代の抗酸化食品とは
第一世代の抗酸化食品は一般食品を指します。
例えば、お茶、ニンジン・タマネギなどの野菜、ブルーベリーなどの果物、赤ワインなども抗酸化物質を含むことが知られています。
第二世代の抗酸化食品は一般食品から抽出(あるいは合成)された抗酸化食品を指します。
例えば、ビタミンA,C,Eなどに代表されるビタミン類、ビルベリー, ワインなどの一般食品から抽出されたポリフェノール、イチョウやフランス海岸松樹皮などから抽出されたポリフェノール・OPCなどがよく知られています。
第三世代の抗酸化食品は、SOD*1やカタラーゼなどの活性酸素を消去する酵素や抗酸化物質を含みます。
活性酸素が発生した段階やその後の酸化反応(連鎖反応とも呼びます)の全体を抑制することが出来るのです。腐りにくいメロンの秘密はここにあったのです。
しかし、残念ながらこのメロンを食べても、活性酸素消去は期待できません。
普通、タンパク質は胃の中で消化され、活性を失います。
そこでこの酵素タンパク質をパーム油脂で包み込みました。こうすることで酵素群は腸まで到達できるのです。*2
今のところ医薬品を除いて、抗活性酸素酵素を食品化したのはメロン抽出物が初めてでしょう。